ひつじねこwan

ひびのこづえ　２LDK星展　＠竹中工務店 Gallery A4  に行ってきた。

コスチュームアーティストさんで、舞台衣装やNHKの子ども番組のセットデザインなども手がけている「ひびのこづえ」さんの作品展です。
ハンカチやタオルなどのデザインもされていて、１点もので洋服やバッグや人形もあって、コスチュームアーティストというだけに創作範囲がとにかく幅広くて、でもそのすべてが素晴らしいから、本当にすごい方です。（お雛様とかソファとか食器まである。身近なとこだとハンカチで私も持っているが、すごーくかわいい。）
１点ものは溜まった布地を利用したい思いから生まれたそうで、今回はその２LDKのこづえさんの事務所にたまった布地から生まれた物を全部広げてみよう。ということで開かれたんだそうです。
雑然と並べることで何か別の真実が。はたまた新しい星が見つかるかもしれないと。

展示スペースに入るともういたるところに作品が置かれていて、洋服は天井からつるされていて、ソファがあったり、かわいい布製のツリーがあったり、ずらーとバッグがやはり天井からつるされてたりして、あっちこっちに目がいってしまって大変でした。
全部かわからないけど、ほとんど買うことができるので、みなさんいろいろ買ってましたねー。１点ものは高いので、あたしには買えませんけど。。人形がかわいかったよー。
で、窓には布を重ねたり繋げたりした大きな絵のようなものが貼られていて、これがすごーくよかったです。
外も見えるように薄い生地を使っているから、天気が変わると絵の雰囲気も変わって、いつまでも見ていられそうな感じだった。
窓の原画はこれかな。パンフに載っていた。このイメージが窓にどーんと。







あと窓側につるされていた照明もかわいかった。あれ欲しい。よりも、あんな照明が似合う部屋に憧れるなあ。

見ていると「ものづくり」が本当に好きなんだろうなっていうのががすごくよく伝わってきました。そしてその想像力？発想力？には圧倒されっぱなしです！

で、ひととおり見終わったところで、何やら隣りのスペースにセットされていた作品でのパフォーマンスがあるとのことなので、見てみることに。
これがすごくて、音楽はこづえさんが手がけているNHKの「からだであそぼ」で使われている曲らしく、心臓や内臓の名称と機能を覚えるためのうたで。笑　で、パフォーマンスの男性が、それ用につるされている作品を心臓や内臓にみたててひとつづつ使いながら踊るのです。おもしろかった。真剣に見入ってしまった。
最後は鳴りやまぬ拍手のなか、こづえさんの挨拶で終了しました。パフォーマンス前もこづえさんはずっと展示スペースにいらっしゃって、お客さんとお話したり作品を整えたりしていました。って言うか、すごいきれいでかわいい女性で、びっくりした。あこがれ目線。